投稿日:2021年08月21日 更新日:2021年08月21日
エリアの騎士あらすじ・ネタバレ
岩城監督「僕はサッカーをやりたい 監督としてじゃなく選手としてもう一度 夢を追いかけてみたい」
公太「これって江ノ高の監督辞めてプロ目指すってことか?そりゃ岩城監督のボール扱いってやたらと巧いとは思うけど練習に参加する時はいっつもGKとかだし・・」
駆「・・と ともかくここに隠れて様子を見よう 試合終わったばっかのセブンとの待ち合わせにはまだ少し時間があるし・・」(なんだろう・・兄ちゃんの心臓がやたらドキドキしてる・・・岩城監督のプレーを兄ちゃんも見たがってる・・?」
公太「う~ん こうしてみるとすっげぇ体してるな岩城監督って・・・」
駆「うん 細身だけど全く無駄がないっていうか・・・どう考えてもハードなトレーニングを続けてる人の体だよ」
えーではハーフコートで30分のハーフタイムなし ハンドボール用のゴールで8対4の変則マッチを行います!!
よろしくお願いします!

駆「・・・」(いつもの岩城監督と違う・・なんだか別人みたいだ)
公太「おいおいいくらなんでも8人対4人って・・試合になるのかよ?フィールドプレーヤーは3人てことだろ?」
駆「・・・うん」
ピィー


駆「・・いや それがその・・」
公太「どうかしたなんてモンじゃねえーよ!!」
セブン「えっ?」
公太「信じらんねー岩城監督があんな・・・」
セブン「岩城監督がどうかしたの?」
駆「・・・監督プロになると思う」
セブン「プロ?どういう意味?」
駆「見ちゃったんだ・・あの人のプレー 本気の・・・」
セブン「・・・?」
駆「凄かった・・ホントにホントに凄かった・・・」
岩城監督「いや~本当に今日はありがとう」

岩城監督「医者に行ったらアスリートが急に運動を止めるのは運動不足の老人が急に運動するのと同じくらい体に悪いって言われて・・それでサッカー部に入ったんだ」
瓜生「へえ そうだったのか」
岩城監督「入部したらしたで結局とことんやるハメになって・・残念ながらチームのレベルは低かったけどその分守備から攻撃からなんでもやってどうにかこうにか大学1部リーグ入り寸前まで言ったよ 正直まぁ ここまでかなって・・・あの時はそれで満足したし諦めもつくと思った」
瓜生「でも 火がついちまった・・そういうわけか」
岩城監督「ああ・・江ノ高イレブンが・・火をつけてくれたんだ」

瓜生「俺もそう思うぜ鉄平・・さっき見たお前のプレー ありゃ長いブランクがあった選手の動きじゃない 視野の広さといいとっさの判断といいキックの正確さやドリブルのキレ何をとっても あの高校1年の冬よりも遥かに上だったぜ」

瓜生「やれるさお前なら いややれるなんてもんじゃないぜきっと!」
岩城監督「・・結果がどうかは分からない でも僕はもう一度あのピッチを走ってみようと思う 大学の頃に誘われたチームのスカウトマンにももう連絡をとった 選手権が終わったらすぐ入団テストを兼ねた練習参加の機会を作ってくれる」
瓜生「嬉しいぜ俺はよ 鉄平!!」
岩城監督「瓜生・・・」

岩城監督「ありがとう」
瓜生「夢はワールドカップだよな?」
岩城監督「ああもちろん!生徒にもそう言ってるんだ!」
峰「私もビール飲んじゃおっかな」
岩城監督「よ・・よしじゃあ僕も!」

峰「峰くんじゃなくて綾花って呼んでくれてたよ あの頃は・・」
岩城監督「キミに呼ばされてたんだよ 恥ずかしかったんだぞ僕は・・・」
峰「でも 呼んでくれてた」
岩城監督「・・駆くんのことだけど・・・」
峰「うん」
岩城監督「もしかするとキミの言う通りなのかもしれないな」

峰「・・記者が来たの」
岩城監督「えっ?」
峰「駆くんの心臓のことを調べてた 駆くんの活躍は傑くんの心臓の力なんじゃないかって・・」
岩城監督「そ・・それでどうしたんだ?もちろん否定したよな?」

峰「傑くんはずっと駆くんとサッカーがしたいって言ってた 子供の頃みたいに一緒にピッチを駆けたいって」

峰「そしてもしこの後の試合で傑くんの夢が・・いえ・・きっと駆くんにとっても夢だった瞬間が訪れるとしたら・・・」
岩城監督「綾花・・・」
峰「見届けてあげたいの 私は」
岩城監督「・・ああ分かるよ きっと2人を知ってる誰もが思うことなんだろう」
峰「・・うん」
岩城監督「・・僕も観てみたい 監督としてではなくひとりのサッカーを愛する者として」

エリアの騎士感想
岩城監督のプレーは大学生相手では次元が違ったみたいですね。選手権が終わったら監督を辞めてプロに転向する。そして駆はどんなプレーを見せていってくれるのか・・・次が楽しみですね♪
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