投稿日:2021年04月23日 更新日:2021年04月23日
スポンサーリンクエリアの騎士あらすじ・ネタバレ
駆「兄ちゃんとシルバさんが同じチームってそんなことがあったんですか!?」
シルバ「ああ・・一度だけ・・・ネ」
駆「・・・」
シルバ「知ってると思うが大会は16か国が参加して決勝は我々ブラジル代表と日本代表の対決になっタ」
駆「はい・・・でも兄ちゃんは準決勝で審判の不可解なイエローカードを受けて決勝には出場できず日本は準優勝に終わったんでしたよね」
シルバ「そう・・あのイエローは拭こうだった・・」

シルバ「優勝したにもかかわらずボクの中にはモヤモヤした思いが残っタ」

シルバ「帰国までの数日ボクはスペインの様々なクラブチームから練習参加の誘いを受け正直アキアキしていた 傑と思わぬところで再会したのはマネージャーに頼まれていやいや参加したあるチームのユースの練習試合だったヨ」
マネージャー「頼むよレオ 後半のラスト10分でいいんだ試合に出てくれないか?」
シルバ「いやだ!」

シルバ「キミこそどうしてダイ?」
傑「このチームの監督さんに練習試合に参加しないかって誘われたんだ ところで日本語うまいね!」
シルバ「父親の雇い主が日系だっタ 子供のボクにまで日本語を習わせてくれたヨ」
傑「なるほど」
マネージャー「お~い!レオ~頼むよ!試合にー」
シルバ「出るよロビィ」
ロビィ「なに!?ほんとか オイ!?」
シルバ「ただし 監督に頼みがある」
傑「?」
試合はおあつらえ向きの展開だった
ボクと傑の呼ばれたチームは攻撃陣が弱く後半も残り15分のところでスコアは0対1そして

傑「2点で逆転だな」
シルバ「ああ 面白くしてやろうぜ」

シルバ「・・・」(こいつ・・)

ドン
敵「くそっ」
敵「2人付けっ」
シルバ「・・・」

シルバ「・・・」
傑「U-13 MVPのレオナルド・シルバならユースDFでも2人はマークを付けてくる オレはフリーで前に出るからパスをくれ!」
傑「・・・!!」
シルバ(そっからだぜ「サムライボーイ」)

傑「パスもらったらわざとスピードダウンするからキミはその間にバイタルエリアの逆サイド寄りに先に飛び込んでくれ」
シルバ「何をするつもりダ?」
傑「その時に考えるさ!」
シルバ「・・・」(思った通りだ オレを警戒して敵はDFの戦力をヤツに集中できない しかしまだ3人残ってるぞ)
傑「・・・」
シルバ(いったんサイドに振って2人でエリア内に飛び込んでクロスを受けるか?)

敵「シルバにパス!?」

敵「な・・なんだこの東洋人は・・!?くそぉぉっ!!」

シルバ(目でフェイントをかけてる・・!!最初はサイド 次はこのオレを見て一瞬の隙を生み出しシンプルなフェイントだけでDFを2人振り切った!エリアに入った!残りは1人!)
敵「打たせるかーっ!」
バッ
敵「えっ!?」

シルバ「・・・!」

シルバ「・・・」(こいつ・・あれだけのDFを引きつけておいて全員を棒立ちにさせてパスを俺に・・・)

エリアの騎士感想
なんとシルバと傑が同じチームでプレーですね!シルバも驚くほど傑のプレーは光るものがありますね。大人も顔負けです・・・次が楽しみです♪