投稿日:2021年04月17日 更新日:2021年04月17日
エリアの騎士あらすじ・ネタバレ
記者の人達が聞きたがったのはもちろん
前半で2点を取った時のことだったけど・・
兄ちゃんの心臓の力で・・と言うわけにもいかず「たまたまです」を繰り返すしかなかった・・・
江ノ高に帰ると休日なのにみんな学校で待っていて
あらためて
本当に全国大会に行くんだなということを
実感した

キョロキョロ
祐介「駆ー」
駆「!」
祐介「・・・」
駆「祐介・・・」

祐介「いい試合だったな」
駆「・・・うん」
祐介「勝ちたかったし負けて悔しいけど・・・それ以上になんとも言えない充実感が残ってるんだ!・・・ダメだなこんなんじゃ もっと悔しがらないと監督にどやされちまう」
駆「・・・オレもさつくづく思ったよ サッカーってほんとに面白いって」
祐介「・・・」
フッ
駆「?」
祐介「そうか・・・そうだよな」
駆「祐介・・・」
祐介「勝ちたい気持ちはきっと同じくらいだったしここまでやってきた努力だってオレたちは絶対に負けてなかった」
駆「・・・」
祐介「でもどっちがよりサッカーを楽しんだかって聞かれるとそれはもしかしたら江ノ高だったのかもしれない それが勝ち負けを分けるほんのわずかな差だったのかもな・・」
駆「・・・ボール持ってきたんだ」
祐介「駆・・・」
駆「やろうよっ!」
祐介「・・・ああ」

駆「ただいまーっ」
奈々「おかえり駆っ」
駆「もうハラペコだよ~」
駆母「おかえり!奈々ちゃんもほら もう手伝いはいいからマネージャーお疲れさま ありがとね!」
奈々「はいっ」
駆母「ほら駆 すぐ洗濯物出しなさいね」
駆「あ・・うん !」

駆母「ほら何してんの?はやく!」
駆「あ・・うん いいよこれはオレが風呂で洗うから」
駆母「そう?じゃあお風呂さっさと入ってらっしゃい」
奈々「・・・」
駆「うんっ」
駆母「あ そうだ駆・・忘れてた」
駆「なに?」
駆母「優勝おめでとう」
駆「・・・うんっ」
奈々「・・・」
駆「ごちそーさまでしたーっ」
駆母「はいはいお粗末さまーっ ほら駆 奈々ちゃん送っていきなさい」
駆「はーい」

公園の前
駆「・・・」
奈々「しばらくここで練習してないね」
駆「うん セブンも代表の練習と試合で忙しかったし」
奈々「・・・」
駆「2年前の今頃はいじけてマネージャーやりながら夜になるとここでひとりで練習してたんだよな・・・」
奈々「・・・そうだね あの頃の駆って」
駆「な・・・なんだよ」
奈々「なんでもないっ」
駆「ひでー!!」
奈々「ふふっ いろんなことがあったけど・・・ここまで来れたんだね」


駆「うん・・・」
奈々「・・・ありがとう傑さん」
駆「・・!!」

駆(セブンが好きです いいよね・好きになっても もっと・・好きになってもいいよね・・・)
エリアの騎士感想
試合後の騒ぎでしたね。駆は祐介とお互いをたたえ合って、そして奈々とは。奈々もまんざらじゃない感じがしますが駆はどうするんでしょうか・・・次が楽しみですね♪