エリアの騎士専門情報！！（あらすじ・ネタバレ・感想）＃１１５「至宝」

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（ネタバレ・画バレ全開なので注意！）

エリアの騎士専門情報！！（あらすじ・ネタバレ・感想）＃１１５「至宝」あらすじ・ネタバレ

でも

国松さんを中心とした鎌学のDFラインも一筋縄ではいかない

度重なるチャンスの芽を祐介が摘み

そして決定機を最後の砦スイーパーの国松さんが確実に潰す

結局前半は０－０のまま終えた

後半に入ると鎌学は右攻撃的MFの早瀬さんを下げて

FWの西島を入れてきた

ワントップで厳しいマークを受けていた鷹匠さんを生かすためのこの交代が

鎌学の攻撃力に火をつける

西島のゴールへの執着が

次第に葉蔭DF陣を引き裂いて行く中で

一瞬のチャンスが鎌学に生まれた

公太「うおおおおーっ！国松さんナイスクリアー！」

奈々「佐伯くん！世良くんがフリーよ」

駆「いけっ！祐介ーっ！！」

佐伯からのロングパスが・・・

世良に渡った！

世良「・・・」

西島「オレによこせえええっ！！」

ビッ

そしてオトリの西島を見ながら世良は鷹匠に！

西島「オトリじゃねーっ！」

さーてどっちにパスを・・

えっ！？

な　なんと！

佐伯がオーバーラップをかけてきていた！

公太「よっしゃいけー！！

駆「いけ祐介っ！」

鷹匠からのパスをダイレクトでミドルシュートォ！

祐介「おおおっ！！」

ゴ・・・

ゴオオオール！！！

決まったぁー！！！

先にキックしたのは鷹匠

しかし直後に飛鳥が足をさし出し

駆「やったあーっ！！」

ボールはそれでポストを叩いたがそのままゴール！

１－０！！

残り時間１０分！

ついに我らが鎌学が宿敵・葉蔭学院を突き放したーっ！

試合はこの１点を守り切り鎌学が勝利

決勝進出とともに全国大会出場を決めた

そして翌日の決勝戦

鎌倉学館高校は５－０で棟光学園を破り

３年ぶり７度目のインターハイ神奈川県大会優勝を決めたのだった

西島「オレも途中出場で１点キメたぜ　見てたろ中塚ァ？」

公太「あ？ああ　あのごっつぁんゴールね当てるだけの」

西島「あっ！？」

奈々・駆「ま・・まあまあ」

祐介「まあ凄かったといえば決勝戦でもハットトリックをきめた鷹匠さんだよ　ほんとならもうJリーグでやっててもおかしくない人だからな」

駆「うん」

まもなく駒澤大学前～

祐介「おっと着いたみたいだ」

鎌学が神奈川県大会優勝を決めてから１週間後の日曜は

オレたちは東京大会の決勝戦を観るために会場となる駒沢第二競技場を訪れていた

西島「オレの後ろを歩くんじゃねぇっ！」

公太「テメーこそオレの前を歩くなっ！」

祐介「正直　東京蹴球学園みたいなトコが決勝まで残るなんて思わなかったよ」

駆「えっ　でも日本サッカー協会が創った「JFAアカデミー福島」みたいに全国から有望な生徒を集めたうえに大手のスポンサー企業が出資して南米からの留学生を加えた学校なわけでしょ？あのレオナルド・シルバだっているわけだし」

祐介「サッカーは個人技だけのスポーツじゃないんだ　長い伝統の中で培われたチームワークがあってこその高校サッカーだろ」

駆「・・・」

奈々「意外とカタいこと言うのね佐伯くんって」

祐介「美島さん・・」

祐介「・・・行こう　もうじきキックオフだ」

駆「・・・」

ワアアア

駆「わ・・・けっこう満員じゃん　総体の予選でこんなに観客席が埋まるなんて初めてみるよ」

奈々「ブラジルの至宝レオナルド・シルバが出る試合だからね　ほかにもアルゼンチンの若手ではナンバーワンと言われるDFのリカルド・ベルナルディとか・・・」

祐介「・・・」

公太「おーい　駆　奈々ちゃーん　ここあいてるぞ！」

駆「あ　うんサンキュー！席とっといてーっ　なんか飲み物買ってくるよーっ」

GG「えーマイクチェックウェルカム　私は蹴学のマネージメント・クラスでサッカーチームの経営学やコーチングを勉強している後藤五郎通称「GG」でえっす！今日は実況で試合を盛り上げるためのアナウンススタッフとしてやってまいりましたーっ！隣にいるキュートなギャルは今日の実況アシスタントをつとめてくれる蹴球学園２年生」