エリアの騎士専門情報!!(あらすじ・ネタバレ・感想)#114「目覚め」

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(ネタバレ・画バレ全開なので注意!)

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エリアの騎士専門情報!!(あらすじ・ネタバレ・感想)#114「目覚め」あらすじ・ネタバレ

駆「ここは・・・?病院?」

ガチャ

 

 

奈々「お医者さんの話だと心臓になにかあったってわけじゃないみたい だから安心して駆」

駆「・・・試合中に倒れた・・・のか・・・試合・・・そうだ試合は!?」

岩城監督「目を覚ましましたか駆くん」

駆「岩城監督 試合はどうなったんですか!?葉蔭学院との・・・」

奈々「・・・」

岩城監督「試合は 残念ながら負けてしまいました」

駆「負け・・・た・・・」

奈々「駆のシュートがバーを叩いてそのボールを飛鳥さんが大きくクリアしたところでホイッスルが鳴ったの そして」

あーっと

ここでホイッスル

逢沢のシュートは惜しくも決まらず決着はPK戦にもつれ込み・・・

おっとどうしたんでしょう

逢沢が倒れているっ!

奈々「駆ーっ!」

高瀬「どうした駆っ!」

岩城監督「そのあと葉蔭の先攻でPK戦になりましてね お互い譲らず葉蔭5人目の飛鳥くんがキメたあと最後のキッカーは荒木くん」

 

 

 

 

駆「・・・荒木さんがPKを外したんですか?」

岩城監督「彼が外したというよりGKの岩本くんのヤマを張ったセーブが見事だったというべきでしょう」

奈々「うん 荒木さんのせいで負けたなんて誰も言わないし思ってもいないわ だって あの人がいなかったらここまで頑張れなかったもの」

岩城監督「もちろんです 葉蔭相手に2得点をキメてあわやアシストというチャンスを数多く作ってくれたんですから」

駆「それはもちろんそうですけど・・・そうですか 負けちゃったんですか・・・」

奈々「・・・凄かったよ駆も ラスト10分に見せてくれた あの神懸かったような・・ともかく大活躍だったね駆!」

駆「・・・うん」

 

 

ガチャ

峰「岩城くん・・・」

岩城監督「駆くんが目を覚ましましたよ」

峰「ええ さっき担当の先制から連絡が来たわ 心臓を含めて体の方は大丈夫みたいだけど退院の前にカウンセリングはしておいた方がいいわね」

岩城監督「・・・」

峰「凄い活躍だったわね 彼」

岩城監督「あれが駆くんの実力さ 心臓の記憶なんてものは存在しない」

峰「岩城くん 私は・・・」

岩城監督「ただ・・・駆くんの中にある心臓はまだ駆くんのものになっていないのかもしれない」

峰「?・・・なにかあったの?」

岩城監督「駆くんの担当医に会ってきた」

峰「・・・」

岩城監督「彼の心臓の秘密を僕が知ってしまったことを伝えたうえでサッカー部の監督として試合中に倒れた原因を知りたいと そうしたら」

 

 

岩城監督「駆くんが線の細い印象にそぐわず 高い持久力を持っているのはそういうことか・・・」

医師「しかしそれは心臓の驚異的な能力によるもので肺機能がまだ追いついてきていないんです」

 

 

岩城監督「そのイメージに心臓は見事に追従したが まだ発展途上にある彼の肺機能はついていけなかった そういうことだよ峰くん」

峰「そうかしら まさに私の考えが正しいことの証明なんじゃ・・・」

岩城監督「逢沢 傑という少年は確かに素晴らしい才能の持ち主さった そして才能に溺れぬ努力もしていたに違いない 駆くんの中にある心臓の 年齢らしからぬ驚異的な発達はその証明なんだろう」

峰「・・・ええ そうよ 彼ほどの天才は同年代はもとより上にだって見当たらない 本当の意味で世界をあっといわせるようなピッチの「王様」になれる存在だった だから私は」

 

 

 

 

岩城監督「僕は彼にこの彼自身の才能を磨き上げていってほしいんだ」

峰「・・・」

岩城監督「カウンセラーとして駆くんを正しく導きたいと本当に思っているならこれ以上 彼に無理をさせないようにしてほしい でないと彼は壊れてしまうかもしれない」

峰「・・・!」

岩城監督「頼むこの通りだ」

峰「・・・わ 私は・・・そんなつもりじゃないわ 私は・・・」

岩城監督「・・・峰くん?」

峰「出て行って岩城くん・・・お願い・・・」

岩城監督「・・・わかった すまない また話そう」

バタン

峰「・・・」

場面は変わり

奈々「・・・残念だったわね駆」

駆「うん・・・」

奈々「・・・ひとつ聞いていいかな」

駆「なに?」

 

 

駆「心が折れかけて・・・もうダメだ 勝てないって思ったんだその瞬間だった ずっと昔 兄ちゃんが言った言葉を思い出して・・・そうしたら体がなんだか・・・自分じゃないみたいに動き出して・・・」

奈々「・・・」

駆「ボールの位置やピッチ上に展開する全員の位置がはっきりと感じられて・・・次に何をすればいいのかも・・・」

奈々「・・・駆・・・」

駆「・・・終了間際に荒木さんからパスがきた時思ったんだ「もう大丈夫ひとりでやれる」って ラン・ウィズ・ザ・ボールでDFをかわしてしゅーとまで持ち込めるって・・・でも止まらなかった 止まらずにミドルシュートを・・・」

奈々「・・・あのミドルは完璧だったわ 決まらなかったのは相手が上手かったから」

駆「違うよセブン」

奈々「駆・・・」

駆「・・・騎士ならあれをエリア内まで持ち込んで確実に決めなきゃいけなかった」

 

 

奈々「駆・・・」(傑さん・・・)

場面は変わり

兵藤「おーい荒木ぃ もう行こうぜ残念カラオケでパァーっとさぁー」

織田「ほっといてやれ兵藤」

兵藤「・・ちぇ らしくねえヘコみ方しやがって」

織田「それだけ奴にも自覚が出てきたってことさ」

兵藤「まーね」

 

 

荒木「・・・」

 

 

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エリアの騎士専門情報!!(あらすじ・ネタバレ・感想)#114「目覚め」感想

目覚め・・・いろいろな目覚めがありましたね。駆は奈々に傑の声を話しましたね。峰は傑と何かあったんでしょうか?そして荒木も・・・次が楽しみです♪

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