(ネタバレ・画バレ全開なので注意!)
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でも当然のことながら
周囲はいつも通りというわけにはいかず・・・
織田「コラァっー!!」
野次馬「わー 逃げろっ!」
大事な試合が近づいてるっていうのに
みんな なんとなく落ちつきません
駆「どわっ」
ドンガラガッシャーン
奈々「きゃー駆っ!だ 大丈夫?」
駆「なにすんだよセブン」
奈々「だって なんかよそよそしくて」
駆「・・・どうして黙ってたの?」
奈々「ごめん」
駆「びっくりしゃったよホント」
奈々「駆にはちゃんと自分で決めてから話したかったの」
駆「自分で決めるって?」
奈々「国籍選択 アメリカで生まれた人はそういう権利があるの」
駆「ええ!?そうなの?」
奈々「・・・期待されるのが正直つらかった 逃げ出したくなってた時に親がまた日本に戻ることになって・・・」
駆「そうだったんだ・・・兄ちゃんは知ってたの?」
奈々「うん」
もうじき日本に帰るって話したら
傑「それほどの活躍をしてるなら日本のリーグで取り合いになるな お前はたしかアメリカで生まれたならアメリカ国籍も選べるはずだ」
奈々「日本人なんだし帰ったら日本のチームでやって」
傑「オレならアメリカ国政を選ぶと思う」
奈々「えっ?」
傑「アメリカ代表としてワールドカップに出られたら優勝だって夢じゃない」
奈々「・・・」
駆「だめだよセブンぜったいに!」
駆「いつか?・・・そ その・・・」
奈々「いこっ 今夜も練習頑張ろうねっ!」
駆「う うん」
夜の公園
セブン・・・
これからきっとすごくなっちゃうんだろうな
日本代表だもんな
それも世代別じゃなくてフル代表だもん
きっと人気も出て
今 流行りのスポーツアイドルみたいに・・・
それに比べてオレは一緒に代表のユニフォームを着ようなんて
まだ口にもできない
兄ちゃんはもちろん
セブンの足元にも及ばない
駆「・・・くそ」
奈々「駆 なんか焦ってる?」
駆「そんなことないよ」
奈々「私 部活続けるから レベルの高い男子と一緒にやれば「なでしこリーグ」のチームに所属する必要もないし」
駆「う うん」
奈々「もちろん この夜の練習も続けるつもりだよ」
そうさ兄ちゃんみたいな才能はないかもしれないけど
でも焦ったって仕方ない
オレはオレだもん
一歩一歩少しずつ階段を昇っていって
そしていつか
胸を張ってセブンに言うんだ
サムライブルー・・・奈々フィーバー凄いですね。野次馬が出てくるし。それにしても奈々は平常運転。そして駆も元に戻りましたね。夜の練習もいい感じで・・・次が楽しみですね♪