(ネタバレ・画バレ全開なので注意!)
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公太「今の奈々ちゃんのプレー・・・」
駆「すごいだろ公太 オレも夜の練習の時いつもあれにやられてるから ただのルーレットかと思って回転を待とうとするといきなり逆回転で振り切られるんだ」
的場「なるほど!身体の軽い女子選手ならではのマジックだよ」(待てよ?僕にならひょっとして・・)
日比野「完全に先をこされたな 美島は間違いなくホンモノの日本代表だ」
駆「うん」
ピッ
あーっとキックオフ早々
ミーナ・マイヤーがドリブルで仕掛ける!!
サッカーの歴史を振り返ると
頭ひとつ抜けた天才が同時に何人も現れた時
サッカーは大きな進歩を遂げてきた
オーバーヘッドが決まったぁーっ!
再び同点2対2!
駆「やったぁやったー!!セブンすごいぞ!!」
的場「すごい・・・」
高瀬「あんなのがウチのマネージャーなワケ・・・?」
公太「久々に見るぜ こんなド派手な点の取り合い!」
素晴らしい試合だった
攻守がめまぐるしく入れ替わり
両チーム常にチャンスとピンチがめぐってきて
そのたびに観客のボルテージは上がっていく
3点目を先にとったのは
なでしこジャパン
セブンのドリブルからのラストパスを
一色妙子が決めた
そこからは
一進一退の攻防がつづき
最終スコアはなんと5対5
両者一歩もゆずらないまま試合は引き分けに終わった
日比野「・・・じゃあオレは行くから」
駆「どこかで一緒にお茶でもして・・」
日比野「2週間後に敵同士でぶつかるんだ 美島の活躍を見れてオレだってうれしかったよ」
駆「だったら・・・」
日比野「でもオレにはそんな余裕はない 歩いてる道が違うんだ」
駆「・・・」
的場「膝をやったことがあるんだね彼」
高瀬「膝ってもしかして十字靱帯?」
的場「クセになるし選手寿命が短くなることも多いんだ」
高瀬「でも試合じゃ・・もう治ってるんじゃない?」
駆「治ってないって言ってた オレにケガさせられた時のまま・・・ぶっ壊れたままだって」
公太「か駆に・・・?」
駆「行こう」
ミーナ「次に会う時はワールドカップかしら?」
奈々「私はアメリカで生まれてるわ だから国籍選択する権利がある」
ミーナ「そういうことか でもひとつだけ言わせてもらっていいかしら」
奈々「なぁに?」
奈々「ありがとうミーナ」
ミーナ「また会いましょう」
奈々「ええ」
決意の時・・・奈々の国籍選択のことでしたか。ミーナのひと言で決意の時はやってきましたね!サムライブルーを選ぶと。それにしても白熱した試合でした!次が楽しみですね♪